生徒のみんなには知っておいて欲しいとても大事なことです。
人は体の健康だけでなく、ココロの健康も非常に大切なことなのです。
体の健康は、会社や個人で健康診断を受ければ、客観的に状態がわかります。それを受けて自分で治療や改善をするか判断できます。
しかし、ココロの健康は普通の健康診断ではわかりません。(一応はストレスチェックなるものもありますが、核心には程遠いのではないのでしょうか)
それは、”ココロの健康診断” というものがないからです。
さらに、ココロの病気は非常に厄介なものであるのです。
少し厄介なところをまとめてみました。
厄介なところ①:健康診断のように客観的数値では状態が測れない。
厄介なところ②:他の人が気づきにくい。
厄介なところ③:たとえ気づいたとしても、自分自身で受け入れられない状況に陥り、気が付けば悪化してしまい対応が後手に回ってしまう。
厄介なところ④:他の人が異変に気付いても、「やる気がない」など間違った解釈をし、批判されてしまい状況がさらに悪化していく
厄介なところ⑤:目に見えて悪化がわかりにくいため、徐々に沼に嵌っていく感じになる。(表現が悪いですがガンのようにステージ1、2などでわかりやすく分別ができない)
厄介なところ⑥:悪化すると救出の難度が上がる。
厄介なところ⑦:仕事ができない、外出ができないなど行動に制限がかかってしまうため経済的に困難な状況になる。
厄介なところ⑧:最悪なことが起こる。
ここに挙げただけでも厄介さがわかると思います。
会社や学校など、取り巻く環境が寛容であれば、改善に向かうこともあります。
しかし、不寛容な状況に置かれている人、例えば、会社の上司がこういう分野に疎い人やすぐにやる気の問題に簡単に結びつける単純脳上司の場合は、治療や改善に向けた周囲環境から見直すという骨の折れる状況に置かれてしまいます。
生徒のみんなには、誰しもが ”ココロの病” になる可能性があることをまず知っておいてください。
そして、「もし、自分が」「自分の大切な人が」「自分の仲間が」ココロの病になった時に、力を貸してて上げて欲しいのです。
そっと寄り添うや話を聴いてあげるなど、何かできることがあると思います。
もし、その時がやってきた時のために、ココロの病とは、どんなものであるかを一緒に勉強していきましょう。
ここでは、代表的なココロの病についてまとめてみました。