人は誰でも「苦手」はあるんだよ。
「苦手がない」という人は、「苦手にまだ遭遇していないか」「苦手を深層心理で理解して上手く回避してきたか」のどちらかだよ。
高いところが苦手、食べ物に苦手がある、ある特定の人は苦手、匂いは苦手、音は苦手、何かあるんだよ。
【発達障害が取り立てて特別な何か】というわけではないんだよ。
ただ、ある特定の分野で苦手が目立つだけだ。
工夫と少しの努力で何とかなることもある。
何かのヒントになればいいんだが。
●忘れやすい症状の攻略法(ADHD系)
攻略法:見える化作戦➡メモの掲示で忘れない、身に着けるメモの活用で忘れない、定位置看板で元に戻す➡掲示する箇所を決めて、スケジュール・することを表示しておく、ポイントは簡単にできる範囲にしておくこと、複雑やこだわると継続性がなくなる
●じっとしていられない症状(ADHD系多動性)
攻略法:時間の分割化作戦➡30分は集中する5分休憩などマイリズムを作る
●突発的に行動する症状(ADHD系衝動性)
攻略法:マンマ―ク作戦➡後見人を決める、何かあればその人に相談や話に乗ってもらう専任方式で予兆を掴む➡お互いに信頼感がないと難しい方法ではある(無駄話をできる仲など)
●文書の読みが苦手とする症状(LD系学習障害)
攻略法:POP化➡短文(箇条書き)で説明できるPOPを作る
●文書を書くことが苦手とする症状(LD系学習障害)
攻略法:フォーマット化➡ひな形を作成し、空欄を埋めるや例題をヒントとしてつけておく
●計算を苦手とする症状(LD系計算障害)
攻略法:ダブルチェック化➡事が事だけに確認してくれる確認者をつける
●社会性の障害(ASD 自閉症スペクトラム)
攻略法:弱点の理解➡苦手なことやトラブルを起こしたことを書き上げて置き、自分の行動のNGリストを作り、自分でコントロールできるようにする
●コミュニケーションの障害(ASD 自閉症スペクトラム)
攻略法:後見人を作る➡この人なら信頼できる、面倒を見てくれる人を見つけて、サポートしてもらう
●想像性の障害(ASD 自閉症スペクトラム)
攻略法:プランB作戦➡あらかじめプランを2つ考えて置き、トラブルが起こっても対応できるように準備しておく
★全てに共通する攻略法
自分の苦手分野は何か?を理解しておく。これに限る、症状は様々なので、唯一コレをすれば解決策となるものは残念だがない、いかに弱点を突かれる土俵に上がらないか、弱点を突かれた場合に、こういう対応ができることを知っておくことで、不安は少し不安になるし、苦手も少し苦手に変えられるんだよ。