【自分の身を守る7つの防御スキル その4 知らないことは知るに変えておく】
情報貧乏は、自分の目と耳を塞がれているのと同じことです。
今の世の中は、人から騙されても、しくじっても、『知らないやつが悪い、自己責任だ』と突き放される世の中です。自分から行わないと置いてけぼりにされる世の中なのです。
例えば、あなたに一番関連することを挙げるなら、【年金】です。
今なら65歳以上になれば、年金がもらえる権利が発生しますよね。
しかし、65歳になったら勝手に自分の口座に振り込まれるシステムじゃなありません。
【年金】は自分で申請しないともらえないシステムなのです。
世の中は、お金を引く時は勝手に引き落とすのですが、もらうときは大半が自分で申請するのが今のルールなのです。
引き落としは簡単で、もらうときは複雑にする。この世の中の鉄則です。
年金でさえこんな有様なんですから、会社で仕事を覚えることや、仕事に関する知識を得ることなんかは、間違いなく天から降ってくることはありません。
「知らないことは知るへ変える」
面倒に聞こえるかもしれませんが、自分の身を守る確実な方法です。
面倒だなぁ~と思うのは「知らなくてよいものを知ったり」「何が必要な知識かを整理できていない」だけだからなのです。
例えばですが、仕事の場面で、「言われてないから知らなくていい」なんて思っていたら大きな勘違いですよ。
自分の関連する仕事、担当する仕事は、自分から知るようにしないと、後で、大きなしっぺ返しが来ます。
あなたも買い物の時に店員さんにわからないことを聞きますよね、それは、店員さんなら知っていて当然とあなたが思っているからでしょう。その考えなら、あなたの担当している範囲は知っていて当然なんです。
周りの人は「あなたなた知っている、知っていて当然だ」そう思っているんですね。
それは、上司や先輩に言われなくてもだ。自分から取りに行くの精神で知りに行きましょう。
知らないままにするから、「やらなかったり」「できなかったり」「後回しにしたり」してしまうのです。それで困るのは自分になるのです。
知るに変わった段階であなたは、「何でこんな簡単なことを後回しやほったらかしにしていたんだろう」と間違いなく思うはずです。
この世の中、難しいことは少ないのです。難しく見せかけているだけです。
あなたの脳が騙されているだけなのです。
▶▶次は自分の身を守る防御スキル⑤