心理整理の実践方法①
老後問題に悩んだ時

ここは
【心理整理の授業】
の時間割です

〔心理整理の授業:5限目〕

《防具は持っているだけじゃダメなんだ装備だ。装備。そして使うだ》

●生徒のキミは、「心理整理=
自分の心の中を整理する+
物事を逆算して考える」

の基本は理解してくれたかい?

まだの生徒のキミは、復習をしてから
ここを読んでくれないか?

(心理整理とはどんなものか?)
 ☝クリックで復習
(これが心理整理というものだ)
 ☝クリックで復習
(心理整理ができていないと…)
 ☝クリックで復習
(心理整理は誰にでもできる…)
 ☝クリックで復習
(心理整理の追加テクニック)
 ☝クリックで復習

「心理整理」ができていないと、
こんな行動を取って失敗したり
してしまうんだよ。


《思い付きや一時の感情で
行動して失敗してしまう》


《無計画の行動をしてしまい
失敗してしまう》


《とにかく、後回し後回しで未来の自分
に借金を押し付ける行動をしてしまい
失敗してしまう》


《自分が特別な立場でないと
気が済まない状況に依存してしまい
失敗してしまう》


《自分の思い通りにならないと
気が済まないようになり
失敗してしまう》


《物事に執着、固執してしまい
失敗してしまう》


《自分に自信がないから、
人の言うことを聞いてしまい
失敗してしまう》

こんな感じだよ。

例えば、

パワハラする人なんかは、
「自分が特別な立場」と勘違いして
何をしてもいいと思い込んでいる
からするんだよ。

仕事で期限を守れなくなるのは、

「後回し癖だろうな」とは言え、
すごい仕事を押し付けられている場合も
あるから全部がそうとは言えないが…

何かをやめられないのも

「物事に執着・固執だろう」
体と心に良いものならやめなくても
いいがギャンブルやアルコール、
たばこなんかは程々にしておくのが
いいよな。

あおり運転なんかは
「思い付きや感情」
「自分の思い通りに~」から
くるだろうな。

詐欺や洗脳されるなんかは

「自分に自信がない」
「物事に執着・固執」が要因だろうな。

とまぁ、
人は心理状態で
行動が決まってしまうんだよ。

逆に言うと、心理状態を健全にできる、
または健全にする方法を知れば、
上手く生きられるという
意味でもあるんだよ。

「心理整理」は、普段から使えるように
なることがベストだよ。
ハンター×ハンターでいうところの
「念能力」の「絶」や「円」のような
もんだ。
とはいえそんな大層なもんじゃなく
誰でもできる簡単な方法だけどな…

だからこそ生徒のキミにも
「心理整理」
ができるようになって

少しでも人生で辛さや苦しさに直面した
時に
和らげる方法を身に着けて欲しい
んだよな。

心理整理の実践事例》 
ここでは、実際に「心理整理」
どんな時に使うのかを
例題を挙げて説明してみるよ。

ケース①
『生徒のキミが高確率で直面する
老後問題について』
考えてみる。だ

老後問題の最大の争点は、「お金」
だよな。

端的に言うとこういうことだ。

「自分が生きている間は生活費を
いかに底をつかせないか問題」
これだ。


老後の「お金」の調達はいくつか
方法がある。
貯金・資産形成・働く・年金だ。
この中でも年金は、年金を納めて
いるなら必ずもらえるもんだが…

この年金ってやつは、元は60歳で
もらえたもんだよ。
それがいつの間にか65歳に延長し
さらには、65歳からでも70歳から
でも自分で選んでください。って
ことに変わっているんだよ。

これは、どう考えてもまずいこと
が起こっている証拠だよ。


年金支払いに余裕があるなら60歳
でいいじゃないか?
自分で支給年齢を選べるのも、
そんなの必要ないだろ。
こちらが好きに選択権があるように
見せかけているだけで、
全くメリットがない。
60歳でも年金をもらいながら働けば
貯えも増えるしな。
まだ働きたい人が居るなら働いて
もらって、税金を納めてもらえりゃ
いいんだよ。
ってことは、年金用資金がないって
ことの裏返しだ。

マルチ商法を国がやってるんじゃ
無いんだよ。国が。
国はこういうことを言っているんだ。

「年金は渡すが、
足りない可能性が濃厚だから、
自分で調達してください」

言っているのと同じなんだよな。

だから老後2000万円問題なんて
ことが浮上するんだよ。

増々自分の身は自分で守ることを
求められる時代になったということだ。


しかしだ
愚痴ばっかり言っても何も変わらない
だから、
「心理整理」
使ってこの問題を攻略するぞ。

まず、使うのは

「逆算して考える」手法だ。

自分の人生の道筋を逆算する
①自分が80歳で最期と考える。
②会社は60歳で辞める。
③65歳で年金をもらう。
④65歳から80歳まで年金と貯金
で暮らす

次に何が問題となるかを考える
①60歳から65歳までの資金はあるか?
②年金はいくらもらえるのか?
③年金支給から月いくらで生活
できるか?
(ちなみに年金は2か月に1回の支給
システムだからな、忘れるなよな)

②と③はおおよそでいいから算出だ。
年金が15万円としよう(2か月分だよ)
1か月を10万で生活すると
ここ大事だぞ、

10万-7万(年金1か月分としよう)
で3万不足だ。
3万を貯金から切り崩しで
3万×12か月で36万円/年だ。
65歳から80歳の15年間続けるとする
15年×36万円で540万だよ。


おい!2000万円問題はウソか?
しかし、生徒のキミ
ここで安心しちゃいけないぞ!

60歳から65歳は何もしなければ
無収入だ。

年金分の7万がもらえないから不足だ。
まとめると年金分7万と切り崩し3万
の月10万生活分は必要だ。

5年×(10万円×12か月)=600万円
600万円は60歳から65歳まで必要と
いうことになる。

もう少しここはわかりやすく考えるぞ
60歳から65歳までは月10万円で暮らす
その理由は最低600万円と
65歳からの540万円の
合計1040万円しか持ち金がないからだ。
60歳から80歳まで毎月10万円使うと
80歳で一文無しになる額だ。


これでは何か起こるとギリギリ生活の
可能性も否めない。
だから、ここでプランBの発動だ。

60歳から65歳まではヒマで体を持て
余すから、月5万くらいのバイトでも
やれれば月15万生活に変わって、
5万円も贅沢できるんだぞ。

しかし、今の世の中ブラック企業だ
パワハラ野郎の遭遇率が高いから
仕事に固執する必要はない。
合わなければ、すぐに辞めたっていい。
その代わり、月5万は稼いでくれよ。

この年になれば、自分が生き抜ける
生存率を重視するんだ。
生存戦略だよ。生存戦略。

話が大きく脱線したが、

合計すればこういうことだ
65歳から80歳まで540万自己資金
60歳から65歳まで600万自己資金
合計1040万円を最低でも確保するだ。

毎月の使用額を減らせば1040万以下
でも可能ということも想像できる。

こんな感じで当りをつけて物事を考えて
見るんだよ。
老後2000万円問題は、必ず必要でない事
がわかるだろ。
だが、
お金が必要なことも同時にわかるだろ
深刻になり絶望する必要はないが、
楽観的にナメて掛かると痛い目にあう
とうことだ。
適度に恐れ適度に付き合う。
これだよ。


これで大方のルートがわかるから
攻略法も見えてくるよな。

次は、「心理整理の6つの整理」
を使って、もう少し踏み込んで
攻略法を考えてみるからな

(まだまだ続くぞ~)
↓↓↓↓↓↓↓↓

次に「心の整理の6つの整理」を使う。

「状況の整理」を使い、
月7万の年金と貯金の切り崩し3万で
月10万円生活ができるのか試算する。

攻略の糸口はこうだ
①生活費で如何ほど掛かるのか?
②遊興費で如何ほど掛かるのか?
③支出はどれだけあるのか?

①+②+③で10万円を超えるものが
あれば整理だよ。

 

実は、ここも「逆算して考える」
有効なんだよ。

月10万で暮らすにはどうするのか?だ

食費4万円で週1万割り当てで1日1500円だ
1食500円ならなんとかなるだろう。

ガス代電気代で月2万だ。これで6万だ。
スマホで月1万で行こう。これで7万だ。

あと3万で本を買うなど好きにすれば
いいだろう。

毎月1万貯金できればさらに心理的安心
も付与されるぞ。

何とか65歳までに540万円貯めれば
行けそうな気がしてこないか?

当然それ以上貯めれば、より余力が
生まれるからな安心だよ。

まぁ、2000万円持っていないと老後が
悲惨だと言われるよりは、
安心しないかい?

ただし、デカいローンは60歳までに
片づけておいてくれよ。
これは、兵糧攻めクラスの攻撃力を
持っているからな。

あとは、

60歳から65歳までの食いつなぎ方法だ

ここも何個かの選択肢がある。
①辛抱して65歳まで今の会社で働く。
②60歳までに1040万円以上貯める
③60歳で退職して退職金GETで慢心
せずに、パートかバイトで無理のない
状況で月5万を目標に仕事をする。
④NISAやイデコで資産を作る。
出来ることはいくらでもあるんだ。

次は、支出に目を向けよう。
定額で支払うものを減らすことだ
こればかりは、自分で要る要らない
を判断しなくちゃいけない。
ここの考え方と判断のヒントだ。
「それが無ければ死ぬのかどうかだ」

「感情の整理」を使い
「状況の整理」で分かったことで
慌てない、不安にならないように
自分を落ち着かせる。


「環境の整理」を使い
不要なモノの処分や、
使えるものを使い倒して
元値以上の効果を出す。
また、これから不要なものを
買わないように身の回りを整理する。

「順番の整理」を使い
何から手を付けていくのか整理する。

「情報の整理」を使い
安全に少しでも資金を増やせる方法が
あるのか調べる。

「言動の整理」は、ここでは使わないな

まとめると、こんな感じだ。

「定年を超えてまで働きたくない。

給料は減るは、年下の上司や先輩に
気を遣うことやまた一から新しい
仕事を
覚えるはで、老体に鞭を打ってまで
イヤだ。そんな人生はお断りだ!」

「そのためには、
60歳からでも経済的に困らないように、
生活に必要な金額を把握して、
今から貯めていく。
そして、労働収入以外に
お金に仕事をしてもらい、
お金を増やす方法
を調べて実行する。
さらに、支出で減らせるところは減らす
これで老後は健康以外安泰だ」
狙うべきところはこれだな。


こんな感じだよ。
お金の問題は、
極論言えば、収入が莫大であろうと
少なかろうと、支出が限りなくゼロに
近ければ必要なお金の量は少なくなる。

月0円で暮らせるなら、勝ち確定だが、
今の世の中そうは問屋が卸さないよな。
しかし、
0円でなくても1万円なら2万円ならば
と、自分のできる範囲で考えてみること
は大事だ。
考えるだけならタダだからだな。

こうやって「心理整理」を使って
考えると、理屈で考えるから、
雰囲気からの不安や絶望感を失くし、
今、自分が置かれている状況から
何ができるかを考えられるから
突破口を見つけやすいんだよ。

あくまでも、これは一例だ。
生徒のキミは、
落ち着いて冷静に考えてみたらどうかな

仕事塾 コンテンツ