心理整理の実践方法②
会社を辞めるか
辞めないか悩んだ時

ここは
【心理整理の授業】
の時間割です


〔心理整理の授業:6限目〕

《ボス戦は硬い所を何回攻撃しても
無駄だ。コアだよコアを狙うんだ
光っているアイツだ、そこが弱点だ》


ここでは「心理整理」の実践方法その②
をやってみよう。
実践するターゲットはこれだよ。
「会社を辞めるか辞めないか
考える問題」だ。

その前に下に書いていることを
よく理解してから見てくれると
より理解が深まるから
よろしく頼むよ。

 


「心理整理」はどういうことか
わからない生徒のキミは復習から
始めようか

復習①
「心理整理」とはどんなものか?
☝クリックで復習だ

復習②
これが「心理整理」というものだ
☝クリックで復習だ

復習③
「心理整理」ができていないと
こんなことが起こる
☝クリックで復習だ

復習④
「心理整理」は誰でもできる
治癒魔法だ
☝クリックで復習だ

復習⑤
「心理整理」の追加テクニック
☝クリックで復習だ

復習⑥
「心理整理」の実践方法①
《老後問題の攻略》
☝クリックで復習だ

 

「心理整理」の実践例題②》

『会社を辞めるか辞めないか考える』
について「心理整理」を使って
整理してみよう。

 

まぁ、人それぞれ一回は今の会社を
辞めるということを考えたことが
あるんじゃないか?

例えば
「自分で何か起業したい」
「パワハラを受けて辞めたい」
「会社でいじめ受けている」
「会社で仕事を干されている」
「仕事がつまらない・辛い」
「自分の人生を考えてみた」
「会社の人間関係に疲れた」
など理由や事情はそれぞれだ。

しかし、考えているだけで決断できない
場合にどう考えればいいのか?

これを
「心理整理」を使って攻略するぞ。

 

まず使うのが、
「逆算して考える」手法だ。
ここで考えるのは、会社を辞めた後を
ゴールにして現在までを考えてみるだ。

いいか、会社を辞めてから3か月後
ぐらいを想像するんだよ。
そうするとこんな感じになるかな。

①経済的にピンチに陥っていない。
②会社の為でなく自分の為に生きている
③仕事の量や質が前職より許容できる。
④人間関係も前職時よりも良い。
⑤毎日のストレスが以前より良くなる

まぁ、これくらいのメリットが無いと
辞める判断は考えた方がいいな。
特に①は起業を選択した場合にまだ
解決されていない場合もあるからなぁ

次は目的に近づくための課題や障壁は

①次に何をするか明確にしているか?
②経済的に問題が起こらないか?

①はただ辞めるだけじゃ次の②の経済的
問題につながって後で困るんだよ。

だから、転職先や何か資格を取るなど
の次の手を考えておかないといけないな
ただし、特例がある。
パワハラやいじめやエグイ仕事量で
自分の心と体を壊す場合は、緊急退避
だよ。
ここで壊れたら次が無い、
しかも壊れても国も、会社も誰も助けて
くれないのがこの世の中だからだ。


②は失業手当で当座をしのいでも、
その後に収入源が無いと
不安でたまらなくなり、
「辞めなければよかった」など
後悔し本末転倒になる場合もある。

この2つが確実に押えた上で計画を遂行
しなければならないぞ。

次に、「心理整理6つの整理」を使う。

ここで確認することは、自分が会社を
辞めるという判断が、一過性なのか
信念に近いものかを自分自身で確認
するんだ。

よし、やろう

先ず「状況の整理」から始めよう。

今のキミの置かれている状況を整理する
キミが会社を辞めたとして、生存確率の
低下は起こらないかを考えるだ。

ここでのポイントは会社を辞めても
心身状態及び経済的状況で困らないだ。
具体的には、転職先が決まっているや
財産の備蓄があるなんかだろうな。

 

次に「感情の整理」を使う。

一過性の感情で考えていないか?
一時の感情に支配されて悪いことばかり
考えて判断していないか?
を整理してみるんだ。

例えばだ、キミの家族や親友や推しメン
がキミに相談してきた時に、
もろ手を挙げて賛成できるかを想像して
欲しい。キミの大事な人がキミを求めて
重要な相談をしてきたんだ、生半可な
答えを出せないだろう。
それと同じだよ。



次は「順番の整理」を使う。

ここは、どういう手順で進めるか
ちゃんと決めているか?が争点だ。
行きあたりばったりは、その時は
カッコいいが、後で困るのは自分だよ。
自分に酔いしれている場合じゃない
現実はそんなに甘くないんだよ。

例えば、転職先に見当がついているや
起業準備ができているなどの
やることを決めているかが大事だ


次は「情報の整理」を使う。
転職先は同じようなことが起こらないか
できる限り現時点での情報を集めて
事前情報として理解しておくんだよ。

これは塾長であるワシの個人の感想だが
求人票や求人広告を真に受けるのは危険
だよ。
●特にアットホームな会社とか
●給料〇〇以上とか
う~ん、どうだろうな。

アットホームって、誰目線で判断して
いるんだろうな…
誰にとってメリットがあるんだ…

給料〇〇には残業40時間した場合とか
条件付きじゃ無いだろうな…

あまり踏み込んで書くと、多方面から
ミサイルが飛んでくるから、
生徒のキミは察してくれたらいい。


まぁ、正直就職しないとわからないこと
だらけだ、パワハラ上司が居るやいじめ
先輩がいるや仕事を教えてくれないなど
目の当たりにしないと無理なのは承知だ
だから、給料押しやアットホーム押しは
それしかアピールポイントが無いって
ことの裏返しでもあるからな、そういう
ポイントで選択すると思っていたことと
違うとなるんだよ
(こっちは期待値上昇で行くからな、
案外の場合は絶望レートが
爆上がりするんだよ)

何にしても、出来る限りの情報を集めて
おくことは損はしないから情報の整理で
判断することが大事になる。

最後に「言動の整理」を使う。

「会社を辞めるとき」周囲はキミの
辞める理由を聞きたくて
しょうがないんだよ。

これは、上層部は自分の管理不足を
咎められないように自己防衛だ。

周囲は、キミのそういう自分の自由を
選んだキミへの嫉妬もある。
下手すれば非国民扱いにもなる。

人の口に戸は立たずだ。
キミが誰かだけに言ったことも、いつの
間にか会社全体に伝わっているんだよ。

だから、真実は語らないほうがいい。
下手をすれば、辞めさせない会社も
あるし、辞める期間を延長してくる会社
もある。
まぁ、中には、暖かく見送ってくれる
所もあるが、それはホントに
いい会社だよ
もし、そんな会社だったらキミは
感謝しないとな。

兎に角、会社を辞めるとき、再就職する
時の面接時に、今の会社の悪口だけは
やめとけよ。
絶対にいい印象は残らないからな
百害あって一利なしだ。

こういう塾長も100人以上面接してきた
ことがあるからな。
相手の事情は分からないが、
ネガティブなことを言う人は、初見では
いい印象をとれないんだよ。

これを逆手にとって、辞めにくい場合は
自分の体調や家族の事情などを理由に
して「自分の力ではどうにもならない」
ことで、辞めやすくする手もあにはある

とにかく、辞めるとき次へ行くときは
言動の整理をして、要注意だよ。

「環境の整理」の出番はないか…

 

まとめるとこんな感じか・・・
「今の会社を辞めようと考えているのは
〇〇(←個々の事情)だからで、
たとえ辞めても後悔はない。
その後の計画もできている。
仮に次の所で給料が下がっても
生活はできる。ゼッタイ。」

こんな感じだな。
まぁ、このケースはそれぞれに訳あり
事情があるから
十把一絡(じゅっぱひとからげと読む)
で語るのは無理があるが、
「心理整理」の方法は同じだよ。

「心理整理」で考えると、
客観的と多角的に自分を分析できるから
少しでも不安があれば、実行する日を
伸ばせばいいし、
選択肢の見直しもできる

兎に角、
一番大事な自分の命を優先的に
考えることができる。
その上での自分の判断だよ。
あとは自分を信じるのみだ。
たとえ、次がダメなら、
再度、心理整理で活路を見つけるだ。

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