〔心理整理の授業：3限目〕
《生徒のキミへ、丸腰は駄目だ、
やられちまう。
身を守る方法を探すんだ》

●生徒のキミへ。
ここは一番大事なページだよ。
このページは「心理整理」の根幹を
書いているからな。
よく読んで「心理整理」というもの
を理解してほしい。
必ずキミの人生で役に立つ時が来る
キミの命を救うかもしれないぞ。


 

心理整理（＝自分の心の中を整理する
+物事を逆算して考える）は、
誰にでもできることなんだよ。

心理整理を必要とする場面はこんな
時だ。
《人生で迷いが生じた時》
《仕事で行き詰った時》
《人間関係に困った時》
《勉強や仕事で困った時》
要するに、生徒のキミが困った時に
使うヤツだ。

心理整理を必要とする人は何かに
行き詰った人、困った人、全員が
対象になるんだ。

社長でも、芸能人でも、アスリートでも
学生でも、子供でも、大人でも、
高齢者でも、病気の人も、健康な人も
みんな、全員だ。

心理整理は２つの基本の考え方
「自分の心の中を整理する」
「物事を逆算して考える」
を使って、自分の心を整理し、
落ち着かせたり、
迷った時に答えを見つける方法なんだよ

まず、
「自分の心の中を整理する」から
説明しよう。
「自分の心の中を整理する」は
さらに【６つの整理】で
構成されているんだ。

その６つの整理は以下の項目になる。
①【状況の整理】
②【感情の整理】
③【順番の整理】
④【情報の整理】
⑤【言動の整理】
⑥【環境の整理】

この６つの整理は、人の心理状態に
大きく影響を与える要素なんだよ。
この６つの整理を行うことで、
自分の心を整理できるということだ。

とても大事な事なんだ。
だから、ひとつずつ説明していくよ。

①【状況の整理】
これは、自分が置かれている状況を
整理するということだ。

これができていないと、
『何をしたらよいのか
わからなくなるんだよ』

症状として、
《判断や決断ができない》
《マイナス思考になる》
《気分が落ち込む》
《自分の立ち位置を見誤ることで
人を見下したり、目上の人に
突っかかったりする》
などが症状としてでるんだ。

 

②【感情の整理】
これは、自分の感情がどうなっている
のかを整理するということだ。

これができていないと、
『感情の制御が効かなくなるんだ』

症状として、
《イライラしやすい》
《気分が落ちこむ》
《暴力を振るう》
《パワハラをする》
《DVをする》
《被害者意識が高くなる》
《自己中心的になる》
《人の話を聴かない》
などが事例になるんだ。

 

③【順番の整理】
これは、何を優先させて、
何を優先させなくてよいかを
整理するということだ。

これができていないと、
『物事が効率よくできなくなるんだ』

症状として、
《遅刻が多い》
《残業が多い》
《期日が守れない》
《やりかけが多い》
《中途半端で終わる》
《急がないものから手に付けてしまう》
《先送りが多くすることが膨らんで
あとでメッチャ困る》
などが事例になるんだ。

（まだまだ続くぞ～）
次は④の情報の整理だ。
↓↓↓↓↓↓↓↓

④【情報の整理】
これは、どんな情報があるのかを
整理するということだ。

これができていないと、
『物事を真実かどうか判断できなく
なるんだ』

症状として、
《決めつけ》
《思い込み》
《都合の良いことだけ信じる》
《詐欺に遭いやすい》
《騙されやすい》
《嘘でも調べずに信じてしまう》
などが事例になるんだ。

 

⑤【言動の整理】
これは、自分のこれからする言葉や行動
を整理するということだ。

これができていないと、
『人とのコミュニケーション不良が
起こるんだ』

症状として、
《人を傷つける言動》
《SNSで炎上》
《パワハラ・セクハラ言動》
《言っていることが伝わらない》
《高圧的、威圧的、脅し言動》
《相手を怒らせる》
《心の声を口にしてしまう》
《総じて舌禍をする》
などが事例になるんだ。

 

⑥【環境の整理】
これは、自分の身の回りの環境を
整理するということだ。

これができていないと、
『散らかり放題になり、
変化に鈍感になるんだ』

症状として、
《物を無くしやすい》
《物をよく探す》
《同じものをよく買う》
《使わないのにその場の雰囲気で
物を買う》
《部屋がゴミ部屋化している》
《汚れていても気にしなくなる》
《何事にも気づかなくなり鈍感になる》
などが事例になるんだ。

 

心理整理の「自分の心の中を整理する」
は、上に挙げた６つの整理が
できるようになることがキモなんだよ。

（まだまだ続くぞ～）
次は「物事を逆算して考える」の出番だ
↓↓↓↓↓↓↓↓

仕事が上手くいかない時
勉強が上手くいかない時
人とのかかわりが上手くいかない時
人生で悩む、困る時など
生きて行く上で何かの壁に
ぶつかった時は、６つの整理の中の
どれかが当てはまっているはずだよ。

それか、2つ以上が複合している
可能性も、もちろん考えられる。

それを見破るのが「心理整理」だ。

でも、キミが困っている状態である
ということは、
キミの心は不安な状態だろうな。
しかしな、不安は人がもつ当たり前の
防衛反応なんだよ。

不安の無い人間なんていやしないんだ

その不安をなくすことはできないが
コントロールすることはできるんだ
不安を飼いならすということだ。
上手く飼いならして、
心理整理で答えを見つけよう。

さぁ、始めてみようか。
まず、深呼吸をするんだ。
そして、心を落ち着かせるんだよ。
そうすると、冷静になってくるんだ。

それでも、あせったり、不安になったり
自分が取り戻せない時は、
「心理整理をしよう」
と心の中で3回唱えるんだよ。

自分を落ち着かせて、自分の心の中の
６つの整理の中で、何が散らかっている
のかを自分の心で自分を見破ってみな、
見破った時に、生徒のキミの目には
突破口や攻略法が見つかっているはずだ。

諦めるには早いぞ。
諦めそうになったときこそ「心理整理」
の出番なんだよ、
「心理整理」でピンチからの脱出を
できるように祈っているぜ。

生徒のキミ…　頼んだぞ。